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子どもが小さいころ「どうして空は青色なの?」と聞かれ、

「空の色を青色という名前にしたからだよ。」と答えたことを、

今ふと思い出した今日この頃。

 

さて、相続税は身近な税金だということについて。

 

平成27年の相続税改正以来、相続税は身近な税金になりました。

お亡くなりになった方のうち、相続税がかかる割合は、平成元年の数字で8.3%です。

平成26年が4.4%だったことを考えると、倍近くになっています。

 

もうちょっと掘り下げていきましょう。

そもそもその改正の大きなポイントだったのは、

「相続税がかからない限度額(基礎控除額といいます)」が下げられたことです。

 

その限度額を計算式で書くと、

改正前は、1000万円×法定相続人の数+5000万円でした。

現在は、600万円×法定相続人の数+3000万円です。

1人っ子だと、600万円×1人+3000万円=3600万円です。

 

で、3600万円がどんな金額が考えると、

自宅土地建物が1600万円だとすると、現預金で2000万円以上あると、

それで3600万円を超えてしまう、そんな金額なんですね。

すごく身近な話だと思いませんか?

 

つまり、こんなケースで思わぬところで相続税がかかることがあるんです。

どんなケースかというと、

「あれ?親父、俺の知らないところでこんなに貯金してたんだ。」

というケースです。

 

名義変更をするために、銀行にいってみると、予想より多い金額があってビックリ、

ということがあるかもしれません。

かつ、自宅が親名義の場合、不動産と預金を合わせてみると・・・。

 

税務署は、私たちが想像状況するよりも、もっと多くの情報を補足しています。

不動産は各市町村からデータを収集しています。

確定申告のデータで、故人の収入状況も当然蓄積しています。

「ばれないかも・・・」という考えは持たない方がいいでしょう。

 

税務署から「お尋ね」という手紙が来てビックリする前に、税理士に相談することをお勧めします。

 

相続税は普通の方が思うより、身近な税金になっている、というお話でした。