野々市・金沢・白山市を中心に活動している「かわした税理士のブログ」へようこそ!
昨日の夜のテレビや、今朝の新聞の三面記事、「源左ェ門」が出まくっていて、
飲みに行きたい衝動を抑えきれなくなってきている川下です。
さて、コロナ禍でお客様の交際費が激減しています。
世の中全体、交際費がとんでなく減っているのではないでしょうか。
そこで、注意しないといけないこと。
「交際費が減って、残ったお金でゲームで買おうかな」
という考えは要注意です。
なぜかというと、
交際費は経費になるので、税金を減らしますが、
ゲームは経費にならないので、税金は減らないのです。
例えば2万円の交際費を使ったら、税率が2割の人だと、税金が4千円減ります。
差引1万6千円の支出と同じ効果となるわけです。
しかし、2万円のゲームを買ったら、税金が減るわけではないので、
結局2万円の支出という結果だけが残ります。
そうなんです。
同じ2万円の支出でも、使い道によって差引で残るお金が違うのです。
これは気をつけないといけないんです。
今はゲームで例えましたが、他でも同じです。
家族旅行、家族での外食、高価な洋服、宝飾品、ブランド物のバッグなどなど。
交際費が減ったからといって、これらのものに支出すると、
最終的に支出が増えてしまうのです。
この時期、無駄な支出は抑えなければなりません。
一方で、将来、収益を生む投資は怠ってはいけません。
この「無駄な支出」と「収益を生む投資」、
この区別を特に意識する必要がある時期ではないかと思います。