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さて、新規開業者の税務調査について。

 

初めての確定申告書を提出して数ヶ月、

税務署からは何も言ってこない。

確定申告の集計方法や書き方が分からず、

最後は適当に書いて出したけど、

何も言ってこないってことは

これで大丈夫ってことなんだな。

あーよかった！

なんて、思ってる方、

それ、大間違いです。

 

税務署は申告書を出して数ヶ月では来ません！

来るのは、４年後、６年後です。

３～５年分をまとめて確認しにきます。

そして、３～５年分まとめて追徴課税します！

 

１年につき２０万円追徴があったら、

５年分だと１００万円が一気に追徴されます。

 

ウソじゃないです。

本当の話です。

 

最悪なパターンはこれです。

１年目の確定申告書を提出して何もなかったから、

２年目はゆるゆるで家のもの経費に入れた。

２年目がそれで何も言われなかったから、

３年目は売上の一部を抜いた。

３年目はそれでも何も言われなかったので、

売上の半分を抜いた。

また何も言われないので今度は架空の経費を入れた。

そして、ある日突然、税務署から電話がかかってきて・・・

というパターンです。

「税務署が何も言ってこない」というのは、

「大丈夫です」という意味ではありません。

「チェック中です」という意味です。

 

そのチェックの結果は３～５年分まとめて連絡があります。

毎年じゃありません！

要注意ですよ。