野々市・金沢・白山市を中心に活動している「かわした税理士のブログ」へようこそ!

 

さて、確定申告時期も残りわずかとなってきました。

 

とはいえ、石川県と富山県は期限延長のため、

何が何でも3月15日まで、というわけではありません。

被害状況に応じて対処したいと思います。

 

さて、タイトルの件、

税務においてはDXがかなり進んでいます。

電子帳簿保存法、e-tax、スマホでの確定申告、

申告時期の相談もLINEで事前予約など、

納税者を無視して突っ走っている感もあります。

 

私は54歳ですが、

去年の同窓会で感じたことの一つが、

「同い年の人たち、デジタル弱っ!」ということ。(^-^;

 

私の事務所のお客様も、

私と同じ世代から上の人たちは、

デジタルに弱い人が多いです。

 

弱いのレベルがどのレベルかというと、

「LINEは使える」レベルです。

googleのツールや、slack、chatwork、

使いこなせません。(^-^;

 

なぜそんなに弱いんだろう?

と考えましたが、

おそらくその答えは、

「日常生活で使えなくても問題ないから」

「これからの人生でも必要ないと思うから」

だと思います。

 

まあ、その通り。

54歳にもなれば、定年も近づいてきています。

会社では高い地位にいるので、

ツールを使えなくても問題ありません。

商売の取引先も同じような年の人たちばかりで、

デジタルが使えなくても支障ありません。

 

「デジタルなんか使えないよ!」と言えば、

周りが気をつかってくれる人たちばかりです。

 

いわゆる「逃げ切れる」人たちです。

 

肯定もしませんし、否定もしませんが、

そんな状況だなあという現状認識です。

 

国税庁はかまわず、どんどんDX化していますが、

ついてこれない人は一定数います。

 

ついてこれない人がたくさんいたからでしょうか。

電子帳簿保存法のデータのデジタル保存は骨抜きにされました。

 

この状況は揺るがないのかなあと思う今日この頃です。