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いよいよ、今年最後の月が始まりました。
というわけで、年末調整について。
今年の年末調整の注意点といえば、
「定額減税」ですね。
1年限りの制度なのに、手続き関係がとてもつもなく煩雑、
減税なのに、こんなに評判の悪い制度はありません。
という不満はさておいて、
年末調整においても定額減税を反映させる必要があります。
まず、定額減税が控除される順番ですが、
住宅ローン控除の後です。
これが1つ目の注意点。
そして2つ目の注意点。
源泉徴収票の(摘要)欄に、
「源泉徴収時所得税減税控除済額×××円」
「控除外額×××円」
と、記載する必要があります。
家族の人数によって、定額減税総額が変わるので、
上記のどちらか片方だけ書くのではなく、
両方書かないといけません。
専用のソフトを使っていれば、自動で印刷されるのでしょう。
でも、そうじゃない人は手書きになるのでムチャクチャ面倒ですね。
で、控除しきれなかった定額減税額は、
各市町村から給付金というカタチで給付があるようです。
ここから先は私もよく分かりません。
おそらく市町村職員もまだ聞かされていないと思います。
そのうち、各市町村からお知らせがあると思いますので、
それまでのんびり待ちましょう。
では、今日も一日がんばりましょう。