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またしても新用語を発見しました。

「freee難民」

 

freeeのような会計ソフトを利用していて、

「ここまでは自分でやったが後は税理士に確定申告を」

という依頼をしたものの、税理士にその依頼を断られる方々のことだそうです。

 

このときの感覚のズレが非常に重要で、

東京から大阪に行く行程に例えて、

依頼者としては、「すでに京都まで来ている」という感覚だが、

税理士としては、グチャグチャ過ぎて「迷子になって仙台にいる」感覚、

そのズレが決定的な原因です。

 

税理士からすれば、

仙台から東京に戻って、さらに大阪に行かないといけないのに、

依頼者にとっては、そんな感覚は毛頭持っておらず、

京都から大阪なんだからすぐでしょ、と思う。

このズレが決定的に大きいという事実です。

 

私も「freee難民」は受託できない派ですね。(^-^;

 

ちなみに、

「ここまでは自分でやったが後は税理士に確定申告を」

というケース、私の感覚ではこうです。

 

ランク1:上位5%

文字通り、確定申告だけすればいい人。税理士事務所経験者なら期待大。

 

ランク2:上位5~10%

修正箇所は1~2ヶ所、「修正しておきますね」で済むレベル。

 

ランク3:上位10~15%

修正箇所は3~5か所、追加資料を依頼して確認しないと修正できないレベル。

修正箇所の報告は特に求められない。

 

ランク4:上位15~20%

修正箇所は3~5か所、追加資料を依頼して確認しないと修正できないレベル。

追加資料や修正箇所の報告を求めてきて、手間がとられる。

本人は京都から大阪だが、税理士はいったん東京に戻る感覚なので合わない。

税理士報酬をもらっても利益が出ない。

 

ランク5:上位20~30%

修正箇所は5か所以上、追加資料や確認しないといけないこと多数。

京都から大阪感覚の税理士報酬では赤字確定。受託したくないレベル。

 

ランク6:上位30~40%

修正箇所は5か所以上、追加資料や確認しないといけないこと多数。

事細かに修正した箇所の説明を求められる。大幅な手間がとられ、赤字確定。

絶対受託したくないレベル。

 

ランク7:上位40%以下

修正箇所多数、なぜ修正なのかそもそも分からない方達。

ゼロから記帳代行の方が作業量が少なくて済む。

依頼者は京都から大阪の感覚なので、意識のズレがハンパない。

税理士報酬をどう決めるか以前のズレがあり、話が成立しない。

 

結論

「ここまでは自分でやったが後は税理士に確定申告を」という方が、

税理士が言うことを、謙虚に受け入れる方かどうか?

そこが最大の問題だと思います。

 

「今、仙台にいますよ」という税理士に、「いや京都だろ!」という方。

この時期の税理士には、そんな議論をする時間すらありません。

なので、門前払い一択になってしまうんですね。

 

この時期ではなく、もっと早い時期に相談すること。

そして自分の入力した仕訳が間違っていることを謙虚に受け止められること。

それが大事なのかな、と思います。

 

でも、一番悪いのは、

「会計の知識はいりません!」というマーケティング手法の会計ソフト会社です。

会計知識がいらないって言うのであれば、税理士はもう一切関与しません。

自分の言葉に責任をとって、自分の会社で最後まで見てくださいね!

と思っている税理士が日本中にいます。

 

以上です。