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最近、よく聞く話について。

飲食店の経営者の負担が爆上がり中です。

 

負担とは、所得税・市県民税・国民健康保険などです。

 

それはなぜか?

 

コロナの協力金収入を事業所得で確定申告した影響です。

 

コロナ感染拡大防止のために、

休業や時短をしたら自治体から協力が出ました。

もちろんこれには税金がかかります。

 

飲食店経営者のほとんどが真面目に、

これらを収入として確定申告しました。

過去最高の所得で確定申告をした人が多かったと思います。

当然、後追いでかかってくる市県民税や国民健康保険も、

過去最高の金額でかかってきた、というわけです。

 

悲しいかな、

お金に色はついていません。

本来、納税などのためにとっておくべきお金は、

生活費で使われてしまいます。

ただでさえ、コロナ、

本業収入が全く入ってこないわけですから、

目の前にあるお金を生活費で使うしかないんですね。

 

今までそんな税金を納めたことのない人たちですから、

後から来る市県民税や国民健康保険も当然予想できていません。

納付書が来てビックリ!という人が続出しています。

 

あちらこちらでそんな話を聞きます。

 

何とか乗り切ってほしいものです。

そして、通常の生活を取り戻してほしいものです。