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「巨人・坂本が1億円申告漏れ」という記事がありますね。

新潮の記事なので本当なのかどうかは怪しいところです。

 

内容はというと、

高級クラブでの飲食費を1億円分経費にしていた、とのこと。

これが経費なのかどうなのか?という問題です。

 

税務署側は「経費じゃないんじゃない?」と言います。

巨人・坂本サイドは「経費です」と言います。

経費かプライベート支出かの境界線は、

「収入を得るために必要だったかどうか」です。

 

坂本ほど収入のない一般市民は、

妬みやっかみなどもあるので、

「そんなもの経費のはずがないだろう!」

と頭に来てしまう、

こうやって怒りの感情を誘うのが新潮の狙っているところですね。

 

まあ、この話は新潮の信頼できない情報なので、

どこまで真に受けていいか分かりません。

大事なのは、自分の身に置き換えてみることですね。

 

接待をともなう飲食店での飲食費、

さあ必要経費として落ちるかどうか?

どこまでがプライベートで、どこからが必要経費か?

当然、必要経費で落としたい、と経営者なら思うでしょう。

 

この件について、特別な魔法の杖はありません。

やるべきことは、

「接待をした相手先の名前のメモをすること」です。

 

接待した仕事関係者の名前をメモに残しておくことで、

プライベートではなく仕事であることを、

後になっても説明できるようにするのです。

 

相手先の名前は仕事上接待が必要だった人ですよ。

仕事とは無関係の友達だったり、

町内会の会合の二次会だったり、

そんなのはダメですよ。(^-^;

 

交際費を必要経費と認めてもらうためにすることは基本的なことです。

面倒くさがらずキチンとしましょう。