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また、サラリーマン増税の話がでてきたようです。
「103万円の壁」問題を議論しているタイミングで
よくまたこの問題を復活させたなあと驚きです。
どんな増税かというと、
まず退職金は税制上優遇されています。
もらった退職金から、勤務年数に応じて1年につき40万円控除されて、
残った額をさらに2分の1にした金額に税率を掛けます。
で、勤務年数が20年を超えると、
控除される金額が40万円から70万円に増えます。
20年勤務した人は、40万円×20年=800万円で、
800万円までの部分は税金がかかりません。
22年勤務した人なら、40万円×20年+70万円×2年=940万円、
940万円までの部分は税金がかからない、
というわけです。
通常の税金よりも優遇されていますよね。
で、サラリーマン増税ではどうなるかというと、
21年目以降の控除を70万円から40万円に減らそうというものです。
22年勤務した人だと、40万円×22年=880万円、
前記の940万円と比べると、差額60万円に税金がかかるようになります。
「終身雇用の時代ではなくなったから」が理由で、
長期も短期も控除額を合わせましょう、ということのようです。
ここで私の単純な疑問、
なぜ控除が少ない方に合わせるのでしょう?(^-^;
物価も最低賃金もあがっているんだから、
控除額も増やす方向に合わせるのが理にかなってるんじゃないか
と思うのですがいかがでしょう?
「103万円の壁」で国民民主党が出した「1.7倍」、
これを退職金で考えると、
40万円×1.7=68万円、ほぼ70万円です。
1年目から70万円にして、
21年目以降も70万円で統一すればいいんじゃないか、
と思うんですがいかがでしょう?(^-^;
それが理にかなっていると思うんですが・・・
あくまで私見でございます。
今日も1日、がんばりましょう。