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今週土曜日はうちのピアノ教室の発表会です。
生徒さんやご家族にとっては一大イベントです。
私も何かで頑張ります。(^-^)
さて、株式の評価(上場株式)について。
これは比較的簡単です。
下記の4つの中で一番低い金額を使えばOKです。
1.亡くなった日の終値
2.亡くなった月の終値の平均
3.前月の終値の平均
4.前々月の終値の平均
証券会社さんに相続があったことを説明すると、
ほとんどの証券会社さんから、参考情報として、
上記の情報を教えていただけます。
とてもありがたいことです。
ここで、一つ大きな疑問です。
株式は常に相場が変わっています。
もし、相続の後に株価が大きく下落したらどうなるか?
例えば、相続のときに100万円だったものが、
8ヶ月後に納付のために売ろうとしたら50万円になっていたら?
評価額を50万円にしてもいいのでしょうか?
答えは、残念ながら、100万円の評価額は変わりません。
100万円の評価額で計算した税額で納税する必要があります。
「株価が下落する前に売る機会があった」
「逆に株価が上昇する場合もある」
というのがその理由のようです。
ちょっと納得いかない気もします。
相続税は「お亡くなりになった日現在の財産・債務」というのが原則です。
その原則を曲げるほどのことではないということですね。
相続財産に株式が多い方は要注意です。
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