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インボイス制度の関係がザワザワしていますね。

 

取引業者から「登録番号を教えてほしい」という通知が来た、

という問い合わせが増えてきています。

いよいよ動き出した感が出てきました。

 

一方、電子帳簿保存法のデータ保存義務は実質2年間延期となっています。

インボイスも同様に延期になるんじゃないか、

なんていう人もいますが、はたしてどうでしょう?

私個人はその可能性は少ないんじゃないかと思っています。

 

さて、このインボイス制度と電子帳簿保存法、

実は密接な関係があります。

 

というのも、

インボイス制度は将来的には「電子インボイス」導入を予定しています。

その規格として「ペポル」が採用されます。

この「ペポル」を標準規格として、

電子帳簿保存法もどんどん進めて行こうというわけです。

「ペポル」についてはこちらをご参照ください。

https://www.eipa.jp/peppol

 

現状の電子帳簿保存法では、

領収書や請求書をダウンロードして、

削除不可能などの一定の保管番所にアップロードして、

そのときに年月日・相手先・金額を「手打ち」で入力する、

というスーパーウルトラ超絶面倒くさい作業が必要です。

 

それがネックで2年間延長されたわけですが、

この「ペポル」が導入されたらどうなるんでしょうか。

その作業は不要になるんでしょうか?

不要になってほしいとは思いますが、私もまだよく分かりません。

 

未だにフロッピーが生き残っている官公庁ですから、

どこまで、そしてどの程度、浸透するんだろう?

という疑問が拭い切れません。

 

デジタルネイティブ世代以前の人たちの

デジタルへの抵抗感も相当なものですしね。

 

インボイス制度は近い将来、デジタルインボイスになる。

これぐらいの知識は事前に持っておいていいんじゃないでしょうか。