野々市・金沢・白山市を中心に活動している「かわした税理士のブログ」へようこそ!
顧問契約の検討において必須の事項、それは「税理士報酬」です。
でも「税理士報酬」は本当にデリケートな問題です。
大人の事情が絡んできて、ブログに書けないことが山ほどあります。
なので、書けるところまで、がんばって書きます。(^-^;
まず報酬の決まり方、
これはそれぞれの事務所によって自由に設定できます。
平成14年までは税理士報酬規程というものがありました。
しかし、平成14年に廃止、今は自由に設定できるようになりました。
と、ここまでは誰でも調べれば分かる話です。
ではその先です。
ここから先は私の偏見が多分に入っています。
ご了承ください。
では、安い事務所はないのか?
あると思います。
特に、独立開業したばかりでお客様があまりいない税理士。
何とかして収入を得たいので価格設定も低くなるでしょう。
他にも、高齢になってお小遣い稼ぎ程度でやっている税理士。
生活費は年金で十分なので、しっかり稼ぐつもりがありません。
他にもあると思いますが、代表的なのは上記のような税理士でしょう。
それでは、高い事務所はどんな事務所か?
報酬が高い事務所も実際にあります。
諸経費がいろいろかかっている事務所。
その諸経費をまかなうために報酬も高く設定せざるをえません。
分かりにくい表現ですが、詳細はブログで書けません。
詳細は対面でこっそり話をしましょう。
では、税理士事務所との価格交渉はできるのか?
それはできます。
ただ、価格交渉をしてくる人を税理士はよく思っていません。
それは単に「自分の収入が減るから」という理由だけではありません。
「脱税思考の人」には
「過度に価格交渉をする人」が多いことを、
税理士は経験上感じているからです。
もちろん、
価格交渉をする人が全員が脱税思考ではありません。
ただ、経験上、そういう人が多いのです。
面と向かって「脱税したい」という人はほとんどいません。
しかし、10回面談したら8~9回、脱税まがいの話をする人はいます。
冗談っぽく言うケースが多いのではないかと思います。
でもその発想が出てくるのは、
心の奥底に脱税の気持ちがあるからではないでしょうか。
それを聞いた税理士は「あ~またその話か」となります。
コンプライアンス意識の低い人とお付き合いすることは、
自らを危険にさらすことだということを税理士は知っています。
最悪な場合、税理士資格の剥奪につながる行為です。
税理士にもいろいろですが、危ない橋を渡りたい人はあまりいません。
で、私の事務所はどうなのか?
安売りもせず、高い設定もせず、
適度な設定をしている事務所だと思っています。
あえて危ない橋を渡るようなことはしたくない事務所です。
以上、私の偏見から見た税理士報酬の考え方です。
税理士報酬の問題は、大人の事情があるので、
あまり細かいことや実際の問題は書けません。
もっと知りたい方は面談でこっそりお話をしましょう。
以上でございます。