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私は今まで税理士紹介会社から

お客様の紹介を受けたことが一度もありません。

 

紹介手数料が高いから、

というのもありますが、

もっともっと重要なことがあります。

 

それは「紹介」に対する考え方です。

 

少なくとも私の周りの話ですが、

士業どうしで紹介しあっても、紹介手数料のやりとりをしません。

士業どうしの場合、紹介手数料は、

一度ももらったことはないですし、

一度も払ったこともありません。

 

それはなぜか？

 

純粋に「お客様のために」

という気持ちがはたらくからです。

 

「このお客様のためにはどの司法書士がいいだろう？」

「このお客様ならこの社労士が合うだろうな。」

頭にあるのはそれだけです。

そこに手数料が入り込む余地はありません。

 

言うなれば、

その「紹介」は「信用」なんです。

お金には代えられないものなんです。

 

「紹介手数料」は金銭です。

いくらいくらという価格がつきます。

しかし、私のまわりの士業どうしの「紹介」には

価格がつきません。

お金での換算ができないのです。

 

昔、「プライスレス」というＣＭがありましたね。

まさにそれです。

 

「紹介」はお金には代えられない重たいものです。

なので、その責任は重大です。

お客様の期待に応え、

紹介者の期待に応える必要があります。

それがお金に変えられない重みなんです。

 

「紹介」とはそれだけ重たいもの、

このことが肌身に染みている私にとって、

税理士紹介会社はとても薄情でビジネスライクに見えます。

 

古い考えなのかもしれないですね。

 

でも、やはり抵抗を感じます。

これからも利用することはありません。