相続税の税理士報酬

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明日は新人さんの歓迎会ランチです。

日頃行かないようなシャレオツなお店に行く予定です。

緊張して食欲がわかないかもしれません。(^-^;

 

さて、相続税の税理士報酬について。

 

私どもの事務所では、相続税の税理士報酬をこうさせていただいております。

総資産の0.5％～1％＋消費税

 

具体的にビシッと「この金額」という提示をいたしておりません。

お客様からすると「最終的にいくらになるのか分からない。」

という不安を感じさせるような提示となっております。

ここは心苦しく感じております。

 

しかし、実際の相続税申告の実務に照らすと、

これはご容赦いただきたいところがあります。

 

実際の相続税申告の作成に入ると、

予想していなかったことが判明しがちなんです。

 

例えば、

土地の評価（金額決め）で、土地を見て回っていたら、

敷地の近くに地図では分からなかったような用水があって、

河川法や建築基準法など役所に確認に行かないといけないことが出てきた、

ということもあります。

 

他にも、

過去の通帳を確認していたら、行き先不明の預金１０００万円があって、

何に使ったのか？誰かの口座に移したのか？行き先不明で、

疑わしい親族一同の口座を全点検しないといけなくなった、

ということもあります。

 

当初は必要と思われなかったことでも、

これは絶対に調べないといけない、という新しい発見があったりするものです。

 

そのときに「追加料金です」と見積を再提示する方法もあるのかもしれませんが、

私どもの事務所では、最初からそういった事態を想定しての提示とさせていただいています。

そのため、幅のある報酬の提示となっております。

 

「最終的にいくらになるんだろう？」という不安もあると思いますが、

相続税申告の実務として、追加の調査事項は出てくる可能性が高いものです。

その可能性がありますよ、ということを理解いただくためにも、

このような提示とさせていただいております。

 

どうか、ご了承ください。

 

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