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昨日は「母の日」。
花屋さんに行くと、若いお父さんと小さい子どもの姿がチラホラ。
「ママがきっと喜ぶよ~。」と子どもに話しかけるお父さん。(^-^)
ちなみにうちの子どもを同じように誘ったところ、
「お父さん買って来て」と言われました。
ある意味、子どもの成長を感じた「母の日」でございます。(>_<)
さて、「母の日」は母親への感謝の気持ちを表す日ですが、
妻への感謝を込めた相続税対策があります。
「居住用不動産の配偶者控除」です。
通常、年間110万円以上の贈与をすると贈与税がかかります。(暦年課税の場合)
しかし、この特例を使うと、もっと大きな額を贈与税なしで贈与することができます。
その主な条件は以下のとおりです。
1.居住用不動産を贈与すること。
2.2000万円(上記の110万円を合わせると2110万円)以内の部分。
3.婚姻期間が20年以上。
例えば、自宅の土地の評価額が2500万円なら、
84.4%の持分の贈与をしても贈与税がかからずに済みます。
(2110万円÷2500万円=84.4%)
相続税対策と言う観点では、
生前贈与は人数を増やして、毎年コツコツ贈与することで、節税が可能になりますが、
この特例を使うと一気に多額の贈与ができるわけです。
結婚20年以上経った夫婦であれば、
感謝の意味も込めて、自宅の土地をプレゼントするのも「アリ」だと思います。(^-^)