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明日から白山イオンモールがソフトオープンですね。
「ソフトオープン」ってなんだ?と思ったんですが、
要は近隣住民対象のプレオープンのようです。
明日、早速、行ってきます。(^-^)
さて、相続税申告に必要なものシリーズです。
金融機関の通帳・履歴です。
何のために必要かと言うと、
言わずもがな「名義預金」の調査のため
というのが一番の目的になります。
入手方法ですが、
金融機関に履歴の発行をお願いすると10年分は出してくれます。
もちろん有料にはなってしまいますが。
履歴の発行を金融機関にお願いしなくても、
記帳された通帳があれば、それで確認ができます。
それでも十分です。
で、その履歴を丹念にチェックしていくわけです。
ここからはノウハウがいろいろ詰まったところになります。
やはり、チェックするポイントはいくつかあるわけで、
そこのを見逃さずに潰していきます。
すると「おや?」と思う入出金が出てくることがあります。
そこを相続人に質問すると、
「そういえば・・・」という話になり、話の方向が思わぬ展開にいき、
「ああ、これは相続財産としてあげておかないといけませんね。」
というものが出てくることがあるのです。
例えば、2年前に100万円の出金があり、
「これは何ですか?」と聞いたところ、「〇〇ちゃんにあげたんだった。」とのこと。
「これって3年以内の生前贈与であげないといけないと思うんですが・・・」
「そう言われるとそうだよね。」
となったケースもありました。
「探偵みたいで嫌だ」と思われる方もいらっしゃいますが、
現状税務署の調査はほとんどの時間がこの調査に割かれます。
後で嫌な思いをするよりも、すすんで正直に申告しましょう。
ご協力をお願いいたします。