野々市・金沢・白山市を中心に活動している「かわした税理士のブログ」へようこそ!
今日はノーテレビ・ノーゲムデーのため、
子どもと一緒にゲームができなくて寂しい川下です。
「先祖代々の土地を自分の代で手放したくない」
これが地主さんの思いです。
相続税のかかる地主さんですが、
昔々は田んぼや畑ばっかりだったのが、都市開発が行われるのに伴い、
持っていた土地が自分の意図に反して高額になってしまった、
という方が多いです。
いわゆる「土地区画整理事業」という事業に、
持っている土地が組み込まれてしまった方達です。
その方達に多く聞かれるのが、
「先祖代々の土地を自分の代で手放したくない」
という言葉です。
そんな思いがある一方で、現実はかなり厳しいものになります。
固定資産税は宅地なみにかかるので一気に高額になります。
農地として利用していたら、毎年大赤字になってしまうほどです。
土地の維持費(固定資産税)は、土地に稼いでもらわないといけなくなります。
その結果、投資を行うことになります。
貸地、駐車場、アパート投資など投資にもいろんな形態があります。
その中で、相続税対策として一番効果的なのが「アパート投資」です。
アパートが使い始めた瞬間、価値が落ちるのに対して、
アパート建築用の借入金は減少しないことで、
純資産の減少という効果が生まれて節税になるというスキームです。
家が余っているという昨今、
アパート投資はどうなんだ?という意見もあるでしょうが、
やはり根強い人気のある節税方法です。
慎重になる必要はありますが、選択肢の一つとして今も生きている方法です。