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さて、個人から法人になるなど、
会社を設立するときに決めることの1つが、
「何月決算にするか?」ということです。
何月にするかは自由に選べます。
ちなみに、世間で1番多いのは3月決算です。
官公庁は4月に始まって3月に終わりますよね。
学校なんかがいい例です。
入学式は4月、卒業式は3月です。
なので、会社もそれに合わせて3月、というのが多いのです。
しかし、税理士事務所からすると、
3月決算が多くて今の時期、大変だったりします。
3月決算の場合、2ヶ月以内の申告なので、
5月中に申告をしなければなりません。
ここで問題なのは、2ヶ月という期間ではなく、
3月決算が多くて業務が集中する、ということです。
なので、この時期は繁忙期になるのです。
このゴールデンウィーク、
休日出勤をしたという税理士事務所職員も多かったと思います。
3月決算が集中して、ゴールデンウィークは休めないんですね。
なので、個人事業者が法人を新規設立するときは、
「3月決算にしないでもらえますか?」
なんてことになったりするわけです。
ちなみにもう1つ、税理士事務所の繁忙期があります。
それは確定申告時期、2月中旬から3月中旬ですね。
これに丸かぶりするのが1月決算です。
なので1月決算も、税理士事務所としては避けてほしい時期です。
とにかく、そんなこんなで税理士事務所は繁忙期です。
しかし、私の事務所は歴史の長い会社がほとんどないので、
3月決算も少なくなかったりします。(^-^;
なので、ゴールデンウィークはしっかり休みをいただきました。
今日からまた頑張ります。