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さて、某銀行の法人向けデジタルバンキング有料化について。
令和7年7月から有料化されますね。
今まで無料だったのが、月額5500円になります。
年額にすると6万6000円です!
私のまわりでは解約が相次いでいます。
「無料なので入ってくれ」と言われたから入った、
という話も同時によく聞きます。
ちなみに、
有料になるのはデジタルバンキングなので、
デジタルバンキングの解約だけで5500円はかからなくなります。
口座の解約まではしなくてもOKです。
地元ナンバーワンの地銀なので、
すでに借入をしていたりとか、
いろんな振込口座に利用しているなど、
口座の解約はなかなか難しい人が多いかと思います。
ですが、デジタルバンキングだけの解約で
余計な5500円の出費は抑えられます。
ちなみに、
インターネットバンキングを利用するなら、
SBI銀行など他にも選択肢が十分あります。
むしろその方が、基本手数料も無料ですし、
振込手数料も安くなっています。
検討の余地は十分あるといっていいでしょう。
しかしまあ、地元の某銀行、突っ走りますね。
暴走?と言っていいかも、なんて思います。
過去にも、いろんなことがありました。
特定のクラウド会計ソフトを顧客に勧めていましたね。
その後どうなったか音沙汰を聞いておりません。
国税のダイレクト納付の手続をどんどん進めていました。
今はそのフォローもなくほったらかしではないでしょうか。
ダイレクト納付の手続のときは、
税理士事務所に相談なくe-taxの番号を新しく取って元の番号が使えなくなる、とか
暗証番号を変えられて分からなくなる、などの
混乱が生じたという話も聞きます。
突っ走るだけ突っ走って、
「後は野となれ山となれ」といった印象があります。
小松アリーナもどうなるんでしょうね。
小松市も突然発表を聞いた、
と新聞に書いてありましたね。
一事が万事そうなのかなという印象です。
今はいろんなしがらみがあるので
口座解約までする人は多くないでしょうが、
これからはどうなることか。
で、事務的なお話です。
デジタルバンキングの解約は、
通帳、印鑑、デジタルバンキングのカード、身分証明書を持って、
窓口に行けばできるそうです。
7月中に解約すれば5500円の支払は避けられるようです。
私もしがらみがまったくないわけではないので、
具体的な銀行名を出すことはできませんが、
私が知る限りの情報共有でございます。
あしからずご了承くださいませ。