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企業が必要とする最小限利益とは、三年間売上が横這いでも、三年目で赤字転落しない額である。
伝説の経営コンサルタント一倉定氏の言葉です。
ここで重要なのは「三年」という言葉ではありません。
「三年」だけで話をすると、言葉だけをとらえすぎた解釈になります。
この「三年」とは継続を意味します。
企業は絶対に潰してはいけないというところがスタートです。
社会に価値を提供し続けることも重要ですし、
社員の雇用を確保し続けることも重要です。
つまりは「継続」こそ大事なんだ、ということです。
「継続」のためには、利益を出し続けなければなりませんよね。
キャッシュがなくなれば、そこで企業は倒産です。
だから、「もしも」のことがあっても、「三年」は潰れない会社にしとかないといけないんです。
「三年」あれば、その途中で巻き返すこともできるはずです。
しかし、それでも「三年」は持ちこたえなければならないんです。
それが、一倉定氏のいう「三年」だと解釈しています。
「今が必死でそれどころじゃない」というの現実かもしれません。
でも思い返してみてどうでしょう?
コロナになってピンチの状況の今、
「あのときのあの利益が残っていれば!」
と後悔していませんか?
その「あの利益」を出すことが大事ですね。
今は残念ながら耐える時期ですが、新型コロナが収束した日には、
「三年」持ちこたえられる利益を目指したいですね。
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