野々市・金沢・白山市を中心に活動している「かわした税理士のブログ」へようこそ!

 

キャッシュレス納付が推進されています。

税金をキャッシュレスで納付する時代です。

 

インターネットバンキング納付

ダイレクト納付

クレジットカード納付

など方法はいくつかあります。

 

ITの知識がある人はいいんですが、

残念ながらそうでない人が山ほどいます。

そんな人にはちょっと難しい、

というのが本音のところです。

 

しかし、税務署はそんな人を見捨てるかのように、

納付書を送付しないという強硬な手段で動いたりします。

困りますね。

まだ送られて来ている納付書もありますが、

徐々に減らされていくことは間違いありません。

 

そんな状況で困っている人は誰に頼るかというと、

やはりまず税理士です。

 

しかし、税理士にも仕事上・責任上の限界があります。

 

「代わりに操作しておいて!」と言われても、

言ってみれば、

それは、お客様の代わりに納付書を銀行に持っていって、

窓口で納付手続きをするようなものです。

 

お客様の財布に直接手を入れるようなもの。

 

後になって

「なんか知らんけど税金が落とされてた!」

「残高が足りないって言われた!」

など、問題になることも考えられます。

 

なので、基本的に直接お金を動かす手続きである納付については、

IT操作であってもお客様自身でやってほしいのです。

 

銀行の窓口で納付手続きすることは、

税理士の仕事でないことはご理解いただけると思います。

それと同様、納付のためのIT操作も、

税理士の仕事ではないと思います。

 

という矛盾を抱えながら、

キャッシュレス納付と向き合っているところです。

なかなかすぐには変われません。

手書きの納付書を税務署までわざわざもらいに行って、

その納付書を使う、という場面ばかりだと思います。

 

時代の変わり目ですね。

さあ、どうしましょうか。