野々市・金沢・白山市を中心に活動している「かわした税理士のブログ」へようこそ!

 

あらかじめ申し上げますが、

今回はブログは私の感想です。

「それってあなたの感想ですよね?」なんて構文もありますが、

完全に今回のブログは私の感想です。

 

最低賃金のニュースがありましたね。

全国平均で1000円を超え、

石川県でも983円になるようです。

 

しつこいようですが、私の感想です。

 

高いですね・・・

 

私の目線、いわば経営者の目線からです。

 

最近はDXが進み、ITでいろんなことができるようになっています。

税理士業務で言えば、一番面倒な仕訳データの作成、

これがITの力で大きく省力化されています。

 

そんな折に、この最低賃金です。

ちょっと見合わないですね。

 

こうなってくると、私の選択は

「さらなるDXを目指す」ですね。

 

賃金が上昇して、雇用が増える、

それが日本社会の理想形だということは分かりますが、

経営の命題は、「最小の経費で、最大の利益をあげること」です。

 

この最低賃金だと、「残念ながら・・・」と言わざるを得ません。

 

私と同じように考えている経営者は多いと思います。

日本社会はこれですべて解決とはいかないでしょう。

 

そして逆の立場も考えてみると、

雇用される側、特に若い人は大変ですね。

雇用の時点で、最低賃金以上の貢献ができることを

アピールしないといけないと思います。

 

「簿記の2級を持ってます」だけでは、

時給1000円の価値はないでしょう。

もっとプラスアルファの能力が必要です。

 

「じゃあ何が必要ですか?」と聞きたいと思うかもしれません。

しかし、その時点で経営者の望む人材ではありません。

「それぐらい自分で考える人材」が経営者の望む人材ですから。

時給で1000円の人には経営者の要求も高くなります。

 

最低賃金の上昇は、経営者にも厳しい話ですが、

雇用される側にとっても厳しい話だと思います。

 

厳しいですね。