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国税庁からの発表で、
石川県・富山県については、
令和6年能登半島地震による被害発生に伴い、
地域を指定して国税に関する申告、申請、納付等の
期限の延長を行うことになりました。
期限が令和6年1月1日以降に到来するものについては、
その期限を別途国税庁告示で定める期日まで延長する、
としています。
「じゃあ、いつまで?」となりますが、
その発表(告示)はまだされていません。
東日本大震災のときは3月15日に期限延長の告示があり、
(いうまでもなく、震災が起こったのは3月11日です。)
青森県及び茨城県については、6月3日付国税庁告示により、
延長期限の期日を平成23年7月29日とされ、
岩手県、宮城県及び福島県の一部の地域については、
8月5日付国税庁告示により、
延長期限の期日を平成23年9月30日とされました。
(その他の地域は省略させていただきます。)
なので、その例から考えると、
今回の石川県・富山県についても、
「いつまでか?」の告示はまだ先になりそうです。
これに合わせて、
確定申告書の発送が行われないことの発表もありました。
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/saigai/r6/noto/pdf/04.pdf
「今年はまだ申告書が来てないぞ?」と思う方もいるかもしれまんが、
今年は申告は送られてきません。
今年の確定申告は異例な申告時期となります。
どうかご注意ください。
詳しくは国税庁ホームページでご確認ください。