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参議院選挙が公示されて、選挙戦が始まっていますね。
ところで、ちょっと前の国会でこんな議論がありましたね。
「通勤手当は課税なのか?」という問題です。
現状の法律ではどうなっているかというと、
税務では「非課税」です。
社会保険では「課税」です。
(社会保険は税ではないので、
「課税」という言い方が合っているかどうか、
という問題はありますが、
話を分かりやすくするため「課税」としました。)
税務ではなぜ「非課税」なのかというと、
実費弁償だからです。
難しい言葉ですね。
つまり、実際にどうしてもかかる費用で、
そこで儲けが出るわけではない、という考え方ですね。
儲けが出ない、
右から左に流れるだけのお金なので、
税金はかけませんよ、という考え方です。
ところが、社会保険では「課税」です。
その理由は・・・
なぜでしょう?私も分かりません。
誰か教えてください。(^-^;
実費弁償なので、
そこから社会保険を天引きしてしまったら、
実際に充てるべき通勤費用が足りなくなりますよね。
ちょっと変・・・だいぶ変だと思いますが、
どうなんでしょう?
私は税務の世界で生きている立場なので、
社会保険のこの考え方は理解できません。
逆に社会保険の業界の方は、
税務の考え方を理解できないかも・・・
などと考える今日この頃です。
みなさんはどう考えますか?