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さて、一連の減税に関する報道を見ていると、
政治家の中にはこうおっしゃる方もいますね。
「減税が高所得者層にまで及ぶ」
高所得者層の減税に否定的な考えです。
じゃあ「高所得者層」ってどこから？と思いますよね。
ほとんどの方は「少なくとも自分ではない。」と思っているはず。
ところで、
今回の年末調整、気づいた人も多いと思いますが、
所得税の基礎控除が変っています。
今までは給与年収2350万円までは一律48万円でした。
それが以下のように変わりました。
～132万円：95万円（2年後も95万円）
132～336万円：88万円（2年後は58万円）
336～489万円：68万円（〃）
489～655万円：63万円（〃）
655～2350万円：58万円（〃）
基礎控除が48万円から88万円（68万円）に増えた！
という人がボリューム的には多いかと思います。
・・・でも、2年後は132万円超だと一律58万円になるんです。
どう思います？
財務省や政治家のいう「高所得者層」って、
年収132万円を超える人？
なんて思いますよね。
財務省や政治家の「高所得者層」の定義って？
減税の議論に関しては、
「中間層にも十分な減税効果が及ぶよう」
と言っている政党もあります。
じゃあその「中間層」の定義はどうなんでしょう？
まだまだ政治から目を離せないですね。
