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昨日、密の中、並んで投票をしてきた川下です。
投票所の部屋の3メートル前までギュウギュウ詰めの行列でしたが、
3メートル前からの足跡マークは律儀に守りました。(^-^;
さて、生前贈与はどうなるのでしょう?
現状、生前贈与をしても、お亡くなりになる前3年以内の生前贈与は、
相続税の計算をするときに加算しないといけないルールになっています。
要するに、3年以内の生前贈与はなかったのと同じというルールです。
そのため、生前贈与で相続税対策をするときには
「長生きしてくださいね。」というのが、お決まりになっています。
しかし、今、国が考えているのが、このルールの大幅見直しです。
15年に延ばす、とか、
永遠にさかのぼる、とか、
もう生前贈与の相続税対策ができなくなるような噂がたっています。
どうなってしまうのでしょう?
例年、税制大綱は12月に発表されています。
なので、来月には大きな方向性の発表があるかもしれません。
要注目です。
一方、高齢者の預金が増えるのに、高齢者はお金を使わないので、
高齢者が存命のうちに、消費が活発な若い世代に資産を移すべきだ!
という議論もあります。
もし、生前贈与の相続税対策が導入されたら、
若い世代に移そうというケースが少なくなるように感じます。
与党の議論はそこらへんも加味した議論になっていると思います。
どうなるんでしょうね。
本当に要注目です。