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「人生の師」といえる人が、あなたにはいるでしょうか？
私も何人か思い当たりますが、
真っ先に思いつくのが、以前の職場の先輩です。
先輩の年齢は私より２つ歳上なだけですが、
私とは圧倒的に違う素敵な魅力を持った方です。
その魅力とは「コミュニケーション能力」。
私が苦手としている分野です。
私は一人っ子で人見知り。
性格も内向的でインドア派。
知らないところに放り込まれたら自分の殻に閉じこもるタイプです。
でも、先輩は違いました。
飲み会になれば、話題の中心になり、場を盛り上げる。
バーでは見知らぬ人と仲良くなり、一緒に盛り上がる。
いわゆる「コミュニケーション能力が高い人」です。
私はそんな先輩に飲みに誘われ、よく飲みに行きました。
そこでいろんな人と交わりながら、
新鮮な驚きとともに、
「コミュニケーションの大切さ」を学びました。
どことなくギクシャクした関係に感じられたものが、
その先輩の気の利いた一言で、場があっという間に打ち解け、
「また今度も一緒に！」と言い合える仲になる。
その一言に込められた思いやり、
その一言を口にする勇気、
私にとっては本当に学ぶべきところが多かったのです。
私は今でも「コミュニケーション能力」が高いとはいえません。
しかし、「コミュニケーションの大切さ・楽しさ」は実感しています。
税理士に限らず、社会人には「コミュニケーション」は必要です。
その「コミュニケーションの大切さ・楽しさ」を教えてくれたのが、
その２つ年上の先輩です。
私は税理士を目指すために、その職場を２５年前に辞めました。
しかし、その先輩との交流は今でも続いています。
その先輩は私にとって「師」であり「親友」です。
コロナの影響もあり、しばらく一緒に飲みに出れませんでしたが、
約２年ぶり、久しぶりに一緒に飲みに出ることができました。
やっぱりいいですね。
うまく言葉で表現できませんが、
やっぱりいいですね。
うん、いいです。
感謝です。
