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東日本大震災のとき、「自粛」が話題になりました。
今回の能登半島地震でも「自粛」が多くなりそうです。
「こんなときに飲み会なんて不謹慎だ。」
「被災者を考えるとお酒なんて飲めない。」
そんな声が聞こえてきそうです。
しかし、私のお客様やその周辺には
この風潮になってしまうと困る人がたくさんいます。
飲食店の経営者、酒の卸売り、日本酒の蔵元、
在庫のビンが地震で棚から落ちて大損害が出ています。
おそらく観光客は激減して売上も激減するでしょう。
そんな状況なのに、
「お酒を飲みに行くなんて不謹慎だ!」
という風潮が広まってしまうと、
さらに経営が苦しくなります。
ただでさえ、コロナのダメージがまだ残っている業界です。
さらに追い打ちをかけることになりかねません。
お酒はバカ騒ぎするためのものではないと思っています。
外食もバカ騒ぎするためのものではないと思っています。
被災者をないがしろにすることなく、
飲食店経営者が何とかやっていけるよう、
経済を回すお手伝いができればいいなと思っています。
私は母が能登出身です。
私に流れている血の半分は能登の血です。
毎年、能登に墓参りに行っていて、
テレビに出てくる被災地は
行ったことのあるところばかりです。
とても心が痛いです。
被災者も飲食店も応援したい。
それが今の私の思いです。