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以前にも書きましたが、
私の体に流れている血の半分は能登の血です。
母親が能登出身です。
母親の出身地は能登町(旧鳳至郡能都町)です。
能登町でも山の中に入った鶴町というところです。
周りは山だらけの場所です。
小さい頃はお盆になると、
能登の母の実家に連れて行かれて何泊かしました。
田んぼのない金沢の街中で育った私には
田舎のイメージといえば能登のイメージです。
縁側の戸を開けていると、
夜になるとクワガタやカブトムシが
飛んでくるようなところでした。
お盆の時期はお祭りの時期でした。
ただ、お祭りは夜中にやる風習になっていたようで
子どもで早く寝ていた私には祭りの思い出はありません。
カブトムシを取ったり、
花火をしたり、
そんなイメージです。
大人になり、あまり能登には行かなくなりました。
しかし、約15年前に父が亡くなってからは
毎年、私が母をお墓に連れて行くようになりました。
お墓は母の実家の道をはさんだ山を
ちょっと登ったところにあります。
山の崖の真下にあるような感じです。
お墓参りのときは、
ついでに家族旅行もつけるのが恒例でした。
定番の観光地として
輪島の朝市、珠洲の見附島や灯台、のとじま水族館、
泊るところは、
和倉温泉や宇出津や輪島の民宿など。
毎年恒例の我が家のイベントでした。
それが今は・・・
お墓がどうなっているか行きたくても行けません。
母の実家はもう人が住んでいないので、
つぶれていても大きな問題ではありませんが、
それでもどうなっているのか気になります。
でも、まだ行けません。
確定申告の繁忙期は終わるころには
能登に一般の人の行けるようになっているでしょうか。
とても心配です。
今は自分にできることをやりたいと思います。
能登に行くのはその後にします。