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災害義援金の寄付をすると、所得税の税金が少なくなります。
「寄付金控除」という制度です。
ただし!
ちゃんと条件を満たさないと、その控除は受けられません。
私なりにそのポイントを2つあげておきます。
1.ちゃんとしたところに寄付すること。
ちゃんとしたところとは、
「国」「地方公共団体」「赤十字」などです。
よく分からないところに寄付をしたら、
制度の対象外になることも考えられます。
「新興宗教法人世界滅亡協会」みたいな、
怪しそうな名前のところは対象外になる可能性が非常に高いです。
2.領収書・証明書など証拠となるものを受け取ること。
領収書・証明書などがあれば間違いないですね。
「街角で募金をしてたので募金した」というのは、
何の証拠も残らないですし、
そもそもどこに募金したのかも分かりません。
これで寄付金控除を受けるのは難しいでしょう。
しかし、そもそも義援金で大切なのは「気持ち」ですよね。
「税金を減らせるかどうか」は二の次のはず。
まずは「気持ち」を送りましょう。
その結果、寄付金控除を受けられなくても、
被災者の力になれればそれでいいのではないでしょうか。
義援金とはそういうものではないかと思います。
間違っても「なぜ税金が安くならないんだ!」と
税理士や税務署にクレームを言うのは違うかなと思います。
蛇足ですね、すいません。(^-^;
最後に、能登半島地震の寄付金控除の扱いはこれからでしょうから、
東日本大震災のときの寄付金控除のリンクを貼っておきます。
どんな寄付先が控除の対象になるかなど、ご参考になれば幸いです。
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/saigai/higashinihon/gienkin/pdf/gienkin.pdf
最新情報は随時アップしたいと思います。