野々市・金沢・白山市を中心に活動している「かわした税理士のブログ」へようこそ!
行動経済学のお話です。(^^)
「当サロンに来ていただいた方、5人のうち4人がダイエットに成功!」
こんな文章がチラシやホームページに書かれていたら、どう思うでしょうか?
「すごい!」
「効果がありそう!」
でも冷静になってみると、分母は5人なんですよね。
もし、100人だったら5~6人の可能性だってあるわけです。
少ないサンプルにも関わらず、それらしく聞こえてしまう、
これを「少数の法則」といいます。
分母を大きくしたときの確率はどうなのかはということには触れないわけです。
もし、分母が100人だったら、5~6人かもしれないし、98人かもしれません。
サンプルを大きくしたときの確率はよく分からないというのが実情なのかもしれません。
でも、「当サロンに来ていただいた方、5人のうち4人がダイエットに成功!」
となっていたら、「すごい!」と思いますよね。
これをビジネスの広告宣伝にどう活かすか?
その使い方は、皆さんのセンスにお任せしたいと思います。
ここでは、こういう心理状態になるんですよ、というご紹介でした。
人をだます目的に悪用はしないでくださいね。