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どうしても人間のすることにミスはつきものです。

そして、そのミスによって苦難が発生します。

 

税理士事務所であれば、

お客様の帳簿処理や税務処理を、

事務所スタッフが間違えたことで、

修正申告とそれにともなう追加納付、

という事態が発生します。

 

あってはならないことですが、

このようなミスを全く起こしたことのない

事務所はこの世の中に存在しないと思います。

 

しかし、大事なことを忘れてはいけないと思います。

ここで起こしたミスをどう活かすか、

それによってこれからの将来が大きく変わる、

その意識を持つことが大事だと思っていまう。

 

なぜ、そのようなミスが起こったのか?

どうすればそのミスは防げたのか?

 

ミスが起こったということは、

どこかに歪み(ゆがみ)があったから起こったもの、

じゃあその歪み(ゆがみ)は何だったのか?

自問自答を繰り返します。

 

どんなビジネスでも同じだと思います。

ミスによってお客様に迷惑をかけることはあります。

 

そこで重要なのは、

「気をつけようね」ですませてしまうことではなく、

「スタッフが悪い」で終わらせることでもない、

そう思っています。

 

経営者であれば、歪み(ゆがみ)は自分の中にあるもの。

会社の歪み(ゆがみ)は自分の歪み(ゆがみ)である。

歪み(ゆがみ)が何なのか?

その歪み(ゆがみ)にどう対処すればいいか?

それが経営者としてのなすべきことだと思っています。

 

歪み(ゆがみ)に立ち向かうことは

困難がともなうかもしれません。

しかし、歪み(ゆがみ)を正す責任は

最終的には自分にあるのです。

 

社内教育を充実する、

普段から二重チェックを心がける、

上司とのダブルチェック体制を作る、

ミスを予防することを意識すること、

経営者として考えてできることには、

いろんな対処があると思っています。

 

経営者としてどんな手を打つか?

 

経営者は経営者として24時間、

経営のことを考え続けなければいけない、

そう思います。