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私の社会人1年目はコンピュータメーカーの工場勤務です。
私の過去を知らない人にとっては意外に思うと思います。
文系の大学を卒業したにも関わらず、
大学では簿記の2級をとるなどの勉強をしたにも関わらず、
なぜコンピュータメーカーに就職したのか?
その理由は、
あまり考えていなかったから、です。
地元の企業で、給料の高い会社、
それが基準だったから、その会社に決めたのです。
で、入社してから、とても苦労しました。
社会人1年目という苦労も当然あります。
加えて、コンピュータのことが分からない。
それでも、3~4年ぐらいはとにかく、
その置かれた場所で頑張りました。
石の上にも三年といいます。
何も分からず外に出てしまう(会社を辞める)というのは
将来のためにならないと考えたからです。
そして、5年ぐらい経ち、
いろいろと見えてくるものもありました。
他にもいろんなことを考えた結果、
自分に合うのは税理士である、と心に決めて、
転職を決意したのです。
その決意に対して、同僚や上司からはいろいろ言われました。
「試験に受かる保証もないのによくそんなことできるな」
「次の就職先も決めずに辞めるのか」
しかし、自分の将来を決めるのは自分です。
自分で決断をしました。
そして、それからはひたすら頑張るだけです。
税理事務所に勤務しながら税理士試験の勉強を8年間しました。
その後の6年はお世話になった事務所への恩返しのつもりで勤務し、
その後、独立開業をしました。
独立してからも頑張りました。
内向的な性格であることを自分でも分かっていますが、
積極的に人の多くいるところに顔を出すようにしました。
何十人・何百人の前で話をする機会も持ちました。
そして独立開業12年経った今があります。
今でも頑張り続けています。
他人からの評価はともかく、
今、自分の状況への満足感は非常に高いです。
あのときあの決断をしてよかったと心から感じています。
あのままコンピュータメーカーにいたらどうだったか?
そこで得られる満足感は当然あったと思います。
でも、それはもう関係ありません。
今が満足できる環境なのかどうか?
今、持つことができる基準はそれだけです。
そしてその基準については、とても満足している、
というのが答えです。
運命を決めるのは自分。
そして一度決めたら、やってやってやり抜く。
もし違う選択をしていたら?なんて考えるだけ無駄だと思います。
他人の評価はどうか?なんて考えるのも無駄だと思います。
自分がどうなのか?
そして、とにかく決めたからには、やってやってやり抜く。
運命は自分で決めるものだと感じている56歳です。
さあ、今日も頑張ろう。