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高市首相が誕生し、いよいよ減税がされそうです。
ガソリンの暫定税率は規定路線として、
103万円の壁問題はどうなるでしょうね。
現状、103万円の壁は、
大学生世代の扶養控除については、
150万円に引き上げられました。
そして、今変わるであろう壁は、
扶養ではなく、本人が税金がかかるかどうかの問題ですね。
前回の改正では、
103万円(給与所得控除55万円+基礎控除48万円)が、
123万円(給与所得控除65万円+基礎控除58万円)になりました。
これを178万円にしようというのが今回の問題ですね。
内訳でいくと、おそらくですが、
178万円(給与所得控除65万円+基礎控除113万円)かなと。
ここはどうなるか分かりません。
で、時期の問題です。
実は123万円に引き上げた改正ですが、
施行されるのは今年(令和7年)の12月からです。
まだ施行されていないんですね。
なので、178万円への引き上げも、
まだ間に合うと言えば間に合うのかもしれません。
ただ、ちょっと時間的余裕がなさ過ぎなのが問題かもしれません。
基礎控除を変えるとなると、
それと金額的に連動している項目もいろいろ変わるはず。
配偶者控除・扶養控除、その他いろんな特例など。
すべてを網羅するとなると、ちょっと時期的に厳しいかも。
令和8年分からが現実的なのかも・・・
しかし、そもそもの問題として、
本当に178万円になるのかという問題も・・・
さて、どうなるのでしょう。
ちょっと話はずれますが、個人的な思いとして、
数の論理とか政局とか、オールドメディアの報道が・・・
国民の生活を第一に発信している国会議員さんが増えています。
国民の生活を考えた報道をしていただきたいものです。
税理士の仕事をしていても、
お客様との会話でも一番の関心事は「生活」です。