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日本人ならほとんどの人はこう言われたことがあるはず。

「借金はダメ」

 

でも、経営者や個人事業主なら、

そうではないことはよく分かっていることです。

 

売上を上げるためには「投資」が必要で、

「投資」をするためには「お金」が必要です。

そしてその「お金」は「借金」で

まかなうことが普通だからです。

 

ここで大事なのは、

「投資」のための「借金」であることです。

 

つまり「借金」で得た「お金」の使い道です。

これがとても大事なのです。

 

「借金」で得た「お金」で「商品」を買う。

「商品」が売れたらそれは「売上」です。

 

「借金」で得た「お金」で会合に参加して人脈を広げる。

そこで知り合った人が「商品」を買ってくれれば、

それは「売上」です。

 

「借金」で得た「お金」で研修会に参加する。

研修会で学んだ知識で販路を開発する。

その販路で「商品」が売れれば、それは「売上」です。

 

「借金」は「売上」につながる可能性のあるものに

使うことが大事なのです。

 

「借金」をすることによって、

ビジネスの可能性が大きく広がると言ってもよいでしょう。

「借金」をしなければできなかったビジネスを、

「借金」をすることによって、できることもあります。

 

「借金」はビジネスをする人にとって、

うまく付き合っていかなければならない

パートナー的な存在です。

 

事業の経営をしたことがない人からすると

理解できないことかもしれません。

 

しかし、経営者をするものにとっては当たり前です。

意識の乖離があってもしょうがないところです。

話が合わなくても当然ですね。

 

そんな「借金」ですが、

実際には「売上」につながらないところに

「お金」が使われることがありますよね。

 

友人と飲みに行くことを「人脈作り」と自分に言い聞かせたり、

身なりを整えるためと高級な腕時計を買ったり、

移動のためと必要以上に高額な外車を買ったり、

これは「売上」につながるでしょうか?

 

「借金」は「売上」獲得のために必要なものですが、

同時に「リスク」でもあるのです。

そこを忘れてはいけません。

 

「売上」につながらないものに「お金」を使うと、

「リスク」しか残らないのです。

「リスク」だけの「借金」は「悪」です。

 

経営者や事業主は、自分を律して、

適切な「お金」の使い道を意識する必要があります。

気をつけたいところですね。

 

住宅ローンなどの生活費にあてる「借金」は

またちょっと意味合いが違ってきます。

あくまで今回の話はビジネス限定の話です。

どうぞご了承ください。