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「金は天下の回り物」という言葉があります。
サラリーマン時代はその意味を感じることはありませんでしたが、
独立開業してからは身に染みて分かります。
お金を有意義に使えば、いずれに自分にも帰ってくる。
そんなことを感じます。
例えば、同窓会。久しぶりに顔を合わせる友人がいます。
そして、会をこれからも盛り上げていこうという主旨でお金を募ります。
そこでケチケチせず、さっとお金を出す、大事ですね。
友人を大事にする気持ちの表れです。
それを見ている人は見ています。
それが「信頼」へとつながるのです。
寄附もそうですね。
寄附は見返りのないもの。それが一般常識です。
でも、これも見ている人は見ているんです。
それが巡り巡って「信頼」へとつながるのです。
同窓会も寄付も、税金の計算上は経費にはなりません。
でも、「お金は天下の回り物」。
経費にはならなくても、有意義な支出はいずれ自分の身に帰ってきます。
サラリーマンの方にこの考え方を理解してもらうのは難しいかもしれません。
サラリーマンの収入は1ヶ所だけです。
給料を払う人が見ているかどうかで全てが決まりがちです。
経費にならないのも仕方のないことです。
税務署職員、財務省職員、裁判官、みなさんサラリーマンです。(^-^;
いくら経費だと主張しても、その主張は通りません。
ケチケチ言わず、同窓会も寄付も経費に入れないで計算しましょう。
そしてその計算に従って税金を納めましょう。
その納めた税金も、巡り巡って自分の身に帰ってくるはずです。
納めた税金も無駄にはならないはずです。
「金は天下の回り物」
不思議なものです。
理屈ではありませんよね。