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安物のワイヤレスイヤホンを使ってオンライン研修を受けていたら、

パソコンが固まって再起動せざるをえない事態が2度続きました。

「安物買いの銭失い」とはこのことだと反省する今日この頃です。(>_<)

 

さて、相続税申告に必要なものシリーズ、家庭用財産です。

 

相続税は遺産に該当するものはすべて相続税の財産に該当します。

極端なことを言うと、洋服も洋服ダンスもテレビも座布団も全部です。

 

ただ、それらに財産価値があるかというと、そうではないですよね。

売ったとしても高い値段がつくものはほとんどありません。

なので、実務的には「家庭用財産一式 〇〇円」で済ませるケースがほとんどだと思います。

 

そんな家庭用財産ですが、高価なものはやはり個別に計上しておく必要があります。

代表的なものは、車、骨董品などです。

 

まずは車、

これは買った金額と、買った年が分かれば、あとは計算ができます。

買った時の見積書や領収書があるとベストですね。

 

次に骨とう品などです。

こればかりは、古物商などのプロに鑑定してもらうしかないです。

素人ではその価値は分かりません。

私も立ち会ったことがありますが、びっくりするほど価値がつかないですね。

 

きれいな掛け軸や壷なんですが、

それを書いた人や作った人が無名だと全然価値がつきません。

「3000円です。」「ここらへんひとやまで1万円なら買い取ります。」

そんな感じです。

 

そのものがいいかどうかよりも、

書いた人や作った人で価値が決まるようです。

なので、一般の方で高い値段のつく骨董品を

持っている方はほとんどいないのではないでしょうか。

(私の個人的な見解です。)

とにかく、プロの方の鑑定が必要です。

 

以上、家庭用財産でした。