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マーケティングを語るとき、「ブルーオーシャン戦略」という言葉があります。
対義語がレッドオーシャンで、ライバルがたくさんいて、
獲物を取り合い、血だらけで海が赤くなる、というイメージです。
それに対して、ブルーオーシャンはライバルがいなくて、
悠々と獲物を取ることができてウハウハの状態、というイメージです。
みんな誰しも、レッドオーシャンよりもブルーオーシャンで仕事すること望みます。
当たり前ですよね。
競争なしで、うまくやっていけるにこしたことはありません。
しかし、現実はそうはいかないケースがあるなあと思っています。
それは、人口が多い都会でなく、人口が少ない地方でのケースです。
地方はマーケットが狭い、というのがそう考える一番の理由です。
都会では、ニッチなターゲット、つまり数少ない層の顧客であっても、
人口の絶対数が多いので、そこを顧客にできれば、
食べて行けるだけの収入を得ることができます。
しかし、狭いマーケットの地方では、絶対数が少ないのでうまくいかないんですね。
「私はピザまんが好きだ!肉まんとあんまんもいいけどピザまん一本でやっていきたい!」
と言っても、ピザまんだけでやっていくのは難しかったりします。
まあ例えとしてピザまんはどうなのかな?(^-^; という気はしますが、だいたいこんなことです。
地方の場合、入り口としてのニッチなターゲットを設定することはいいんですが、
最終的にはレッドオーシャンの商品も売れるようにしておいたほうがいいのかなと思います。
「こだわりのピザまん!地中海直送の原材料を使用!」という看板を出しながら、
裏ではちゃんと肉まんもあんまんも用意している、という感じでしょうか。
ピザまんと一緒に、肉まん・あんまんも買ってもらうという方法です。
一点集中・全面突破、という言い方もします。
最近は、インターネットの発達で、最初から日本や世界をマーケットにして
モノを売っていくことができるようになってきました。
地方にいながらにして、広いマーケットをターゲットにすることも可能です。
このように現代社会では、多様なやり方が可能になりましたが、
地方で、近くの方々を顧客にしていく必要があるのなら、
まだまだレッドオーシャンから目をそむけることはできないのかなと思います。
自分のターゲットは誰なのか?
そのマーケットはどれくらいのなのか?
ブルーオーシャンに見えるけど、そこに獲物はいるのか?
まずは、そんなことを考える必要があるのかなと思います。
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