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先週金曜日、税理士会の支部の研修がありまして、

そこに行ってきたわけでございますが、

テーマは「キャッシュレス納付」です。

 

松任税務署長もいらっしゃってまして、

なかなかの熱の入り方です。

 

何を愚痴りたいかと言いますと、

「国税だけで説明されても・・・」

というところ。

 

所得税はほとんどのお客様について、

「振替納税」の手続済みです。

なので、あらためてキャッシュレス納付は関係ありません。

 

となると、何が問題かと言うと、

そう、法人の納税なわけです。

 

その法人の納税は国税と地方税の申告は同時に作成します。

したがって当然、納税も同時です。

となると、お客様の納税手続きも同時です。

 

なのに、

 

なのに!

 

国と地方のキャッシュレス納付の動きがバラバラです。

キャッシュレス納税のためのホームページも別々です。

UI(ユーザーインターフェイス)も全然違います。

当然手続き関係もバラバラ、手順もバラバラ。

 

極端な話、

お客様からすると、同じ利益に対する税金であれば、

その税金が国なのか地方なのかは関係のない話。

国はこの方法で、地方は別の方法で、

というのはわずらわしいだけなのでありまして・・・

 

税理士はICT化を進める役割を担っているわけですが、

地方はこうで、国はこうで、

と説明するのも二度手間になるわけでありまして・・・

 

ITリテラシーのあるお客様はすんなり理解してもらえますが、

ICT化が遅れている地方ではなかなかそうもいきません。

 

それに加えて、

北國銀行はインターネットバンキングを有料化するし、

それもいきなり月5500円とか・・・

(蛇足ですね。)

 

と、また愚痴ってしまいました。

大変申し訳ありません。

寝言だと思って無視していただけると助かります。