野々市・金沢・白山市を中心に活動している「かわした税理士のブログ」へようこそ!
「いぶりがっこ」と「クリームチーズ」を「クラッカー」に乗せて食べる。
それが最近の家飲みの定番になっているかわしたです。
燻製の香ばしさがクリームチーズとベストマッチです。
さて、相続税申告に必要なもの。
今日は住宅地図(地籍版)です。
(地籍版)というのがミソです。
土地の表記には、「住所表記」と「地番」があるんですが、
(地籍版)ではない住宅地図には「住所表記」だけで「地番」が書いてないんですね。
「地番」が書いてなくて何が困るかというと、
特に困るのが「田」です。
「田」は住所表記がないので、どの「田」がどこなのか?
「地番」が書いてない地図だと分からないんです。
で、「田」の場所が分からないとどうなるかというと、
例えば倍率評価の土地で、国道沿いは〇〇倍、それ以外は××倍となっているときに、
その土地が国道沿いかどうか分からない。
そうなると、土地の評価ができないということになるんですね。
地番の表記がないと仕事にならないのです。
と、一例をご紹介しましたが、そういったこともあり、
住宅地図は(地籍版)でなくてはなりません。
値段はちょっとお高めになりますが、相続税業務には欠かせないものです。
ちなみにグーグルマップなど素晴らしい地図アプリがいろいろ出ていますが、
やはり、住宅地図(地籍版)が今のところはベストだなあと思っています。