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最近、税務調査でよく言われることです。
「領収書」ではなくて「レシート」で。
経費の買い物をしたときに、
レシートを発行してくれたのに加えて、
「領収書をください。」
ということはないでしょうか。
発行元や明細・金額がちゃんと分かるような
レシートであれば領収書は不要です。
というよりも、
税務署はレシートを推奨しています。
なぜかというと、
何を買ったか明細が分かるから、
です。
領収書だと何を買ったか分かりません。
大工さんがホームセンターで買うものといえば、
工具や部材だろうな、と思いますが、
実は趣味のキャンプ用品を買ってる可能性もあります。
レシートをもらっているのに、
内容の記載のない領収書をもらっていると、
「内容を分からないようにしてるんじゃないか?」
という疑念を持たれるんですね。
「ちょっと性悪説でひどい考え方なんじゃない?」
と思われるかもしれませんが、
実際そうやってごまかしている人がいるんでしょう。
税務署は時代の流れに合わせて、
対応も変わってきています。
こちらとしても、
不要な疑念を持たれないためにレシートを推奨しています。
そもそも、
わざわざ領収書を出してもらうより、
普通にもらったレシートを保管すればいいので、
こっちの方がずっと手間が省けますよね。
「それじゃあごまかせないじゃないか!」
と思ったそこのあなた、
ダメですよ。(^-^)
ちゃんと申告しましょうね。
最近の税務署はそんなところまでチェックしています。
現場からは以上です。