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税理士の仕事は「税務署に提出する申告書を作成すること」だけではありません。
申告期限が近づいきて、
税理士に領収書をドドンと送ったら、
税務署に提出する申告書を作ってくれる。
助かりますね。
便利ですね。
でもそれって「もったいない」と思いませんか?
他にも大事なことがあります。
申告書を作成する前の段階が、
スッポリ抜け落ちてますよね。
何がスッポリ抜け落ちているか?
「決算書」です。
税理士は税務申告の前に、
まず「決算書」を作っています。
言い換えると「会計業務」をしています。
じゃあその会計業務とは何か?
「領収書や請求書をもとに、会社の経営状況を数字でまとめること」
それが「会計」です。
「会計」をすることにより、
経営の状況を数値化するのです。
経営状況を客観的な数字に置き換えて、現状把握をするのです。
経営状況の感覚と実態との違いを答え合わせするのです。
それが「会計」です。
経営者にとって、
経営を俯瞰的・客観的に見つめることは、とても大事なことです。
このことに異論はないと思います。
経理部門がちゃんとある会社なら自社でできるしょう。
でも、ほとんどの中小企業はそんな経理部門はないですよね。
だったら、税理士を活用しましょう。
毎月の顧問料を払ってるんだったら、活用しなきゃ損です。
税理士がいれば、数字の見方も教えてくれます。
ただの数字の羅列にしか見えない財務書類も、
「こんな意味があったんだ」と知ることができます。
これが、年に1回だけではなく、
毎月定期的にあったらどうでしょう?
よくないですか?
税理士を申告だけのために雇うのは「もったいない」です。
経営者として経営をよくしたいのなら、
もっと税理士を活用してみてはいかがでしょうか?