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サラリーマン増税がけたたましく言われている昨今、

相続税はどうなっているのか?

ちょっと見てみたいと思います。

 

令和3年の相続税がかかった人の割合は9.3%でした。

財務省のホームページはこちらです。

 

この割合はどんな割合かというと、

昭和58年以降で一番高い割合となっています。

 

昭和58年といえば「バブル」の頃ですね。

「バブル」の時期で一番割合が高かったのが、

昭和62年の7.9%です。

 

今の方が「バブル」の頃より高いんです。

 

いいんでしょうかね?(^-^;

 

ちなみに、直近で相続税の税制改正があったのは平成27年。

基礎控除が40%減になったときですね。

この改正直前の平成26年の割合が、4.4%でした。

そして平成27年は8.0%でした。

 

平成27年の改正で「バブル」並みの割合に戻りました。

が、最近の地価上昇を受けて、ついにバブル超えとなりました。

 

いいんでしょうかね?(^-^;

 

財務省と岸田政権は増税路線にひた走っています。

でも、一方で相続税はバブル超えの状態です。

 

また、基礎控除を増やす改正があってもいいんじゃない?

と、私なんかは思ってしまいます。

(あくまで個人的な見解です。)

 

皆さんはどう思われますか?