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日本公証人連合会の遺言の動画がなかなかよいです。

面白いところをついています。

ちょっとネタバレになりますが、ご紹介します。

 

リンクはこちらです。

https://www.youtube.com/watch?v=R1BYsnN98Os

 

何がいいかというと、この3点です。

個人的見解を大いに含んでいます。

 

1.「財産が少ないほどもめる」という点

 

裁判所に持ち込まれる相続紛争では、

財産が少ない案件のほうが多いということは、

みなさんご存知のとおりです。

 

この動画でも、相続財産は自宅と預貯金のみ。

一番もめやすい財産構成ですね。

いいところをついています。

 

2.もめることを言い出すのは部外者

 

部外者という表現は適切ではないかもしれません。

つまり、親兄弟ではもめなくても、

長女の夫とか、二男の妻とか、血のつながりのない人が、

権利を主張することがもめる始まり、

ということが「あるある」なんです。

 

この動画でも、問題を起こそうとした発端は

二男の妻、です。

典型的なもめる発端です。

いいところをついています。

 

3.遺言を書いた被相続人が「逢楽」の大将

 

知らない人からしたら何のこっちゃ?ですね。

私の好きなテレビ番組「ワカコ酒」で

ワカコさんの行きつけの居酒屋「逢楽」の大将役を

やっている役者さんが被相続人の役なんです。

 

「あ~、逢楽の大将が亡くなるなんて悲しいよ。」

「あ~、大将!家族が相続でもめそうだよ~。」

「おお!!大将、遺言を用意してたんだ!さすが!」

「大将!!素敵だ!!やっぱり大将はいい男だ!」

感情移入しまくりでございます。(^-^;

 

3はともかくとして、(^-^;

遺言制度を知るにはうってつけの動画です。

ぜひ一度ごらんくださいませ。