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さて、ちょっと仕事以外の話を。

 

娘が美術系大学に進学しまして。

で、東京藝大受験のスポ根マンガ「ブルーピリオド」を知りました。

体育会系の私にとっては美術系のバイブルのようなマンガで、

読むことで新しい世界が広がったような感じがします。

 

このマンガ、先日18巻が発行されましたが、

1~6巻は東京藝大の受験のマンガです。

7巻以降は東京藝大に入ってからのお話です。

 

去年映画化されたんですが、

映画化されたのは6巻までの部分、

つまり東京藝大受験の部分だけだったんですね。

でも、それがすごくスポ根で面白いんです。

6巻までで一つのストーリーとしてすごくオススメです。

 

しかし、私が面白いな、と思ったのは、

7巻以降の東京藝大に入ってからのお話です。

今どきの「アート」の勉強が本格的に始まるんですね。

 

いわゆる「現代アート」のよく分からんコンセプトとか、

宮廷画家からそこまでに至るアートの歴史とか、

主人公はそういった「アート」を学び始めることになります。

 

単純に絵を描くのが好き、で絵を描き始めた主人公が、

「アート」の歴史上の文脈やいろんなことを学び、

葛藤を重ねながら、どんどん成長していく姿が描かれています

 

ちなみに、

今の「アート」はキレイな絵を描くのが「アート」ではありません。

 

ピカソは顔の上半分は正面を向いているのに、

顔した半分は横を向いている絵を描きました。

デュシャンは小便器を美術展に出品し、

「アート」は美しくないといけないのか?と提言しました。

ウォーホルは大量生産のスープ缶の絵を並べる、

ということで、大量消費への提言をしました。

 

なんか面白いですよね。(^-^)

 

「美しい」だけがテーマじゃない、

そう考えると「アート」って面白いな、

ということに気がつきました。(^-^)

「アート」って奥が深い、

いや「奥が深い」だけで表せない面白さがあります。

 

そんな「アート」を東京藝大で学ぶ主人公を見ながら、

自分も「アート」の世界に引き込まれ、

「アート」の世界で葛藤しているような感覚になるマンガ。

それが「ブルーピリオド」だなと思っています。

 

ちなみに、1~6巻のストーリーは

NETFLIXのアニメでも見ることができます。

こちらもオススメです。

このアニメから入って、マンガに移行するのもよきです。

 

「ブルーピリオド」、

もしよろしければ読んでみてください。

新しい世界が待っています。(^-^)

 

同じ話題で盛り上がれる人が増えると嬉しいです。

 

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