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組織というものは、いったん出来上がると、奉仕すべき対象よりも、

組織それ自体の存続のほうが常に優先するという危険をはらんでいる。

伝説の経営コンサルタント一倉定氏の言葉です。

 

企業と言うものは、お客様に商品やサービスを買っていただいて、

初めて存在することができるし、存続することができるものです。

 

しかし、大きい組織になると、お客様より内部の方に目が行きがちになりますよね。

 

私のお話をさせていただくと、

大学を卒業してから、県内のメーカーに就職しました。

社会人になって初めての職場がそのメーカーです。

 

このメーカー、大きい組織でした。

なんと、このメーカーに入ってから、

お客様である最終ユーザーに会ったことが一度もありませんでした。(^-^;

辞めるまで6年数ケ月いましたが、一度も会ったことがありませんでした。

 

転職して税理士業界に入り、そこで初めて、最終顧客と直接話をする機会ができました。

社会人になって初めてお客様を意識できたのは、社会人8年目のことでした。(^-^;

 

このような経験、大きい組織に入るとそんなもんなんでしょうか。

大学を卒業して、数年間、最終ユーザーと話することがない。

これで、「お客様目線を大事に」と言われても無理だな、と今となっては思います。(^-^;

 

理屈だけで理解しろ、と言われても難しいですよね。

お客様目線の意識を、個々の責任に押し付けるのは無理があるかなと思います。

経営者自身が、お客様目線を意識できるよう、社員に働きかける必要があると思います。

 

お客様目線を持てないことを、社員の責任だけにしてはいけない。

経営者が自ら働きかけることが重要だと思います。

経営者の責任は多岐にわたりますね。

 

 

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