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異例づくめの状況です。

 

石川県・富山県は、納税・申請・申告の期限が延長されています。

東北や熊本の地震ではありましたが、

まさか当事者になるとは思っていなかったので、

制度の内容もあらためて勉強しているところです。

 

「申告のお知らせ」は紙でも電子でも来ません。

利用者識別番号や青色か白色か、予定納税の額、

消費税の簡易課税届出書が出ているかどうか、

振替納税の金融機関はどこになっているか、

毎年届いていたそれらの情報が届きません。

 

税務署との打ち合わせで質問をしても

「まだ聞いていません。」

「税務署としても連絡待ちです。」

「連絡があり次第、お伝えします。」

という回答ばかりです。

 

一方で、SNSを見ると石川・富山以外の税理士は

例年と変わらない確定申告前の緊張感ある投稿をしています。

とても温度差を感じます。

 

輪島税務署・七尾税務署は壊滅的な被害を受けたそうです。

納税をする事業者の状況はテレビなどで見るとおり。

 

しかし、「能登には来るな」という状況で、

すべては伝え聞いたことばかり。

能登は近くなのにすごく遠い存在に感じます。

 

私の行動範囲の野々市・金沢はほぼ通常通りです。

もう地震がなかったかのように動いています。

ただ観光客が激減して、金沢中心部は人が減っています。

 

異例づくめの確定申告直前期です。

どう気持ちを整理していいか、よく分かりません。