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理不尽(りふじん)を受け入れることが、

夫の務めだと思う今日この頃。

ちなみに、別に何かあったわけではありませんよ。(^-^)

 

相続税が法人税や所得税と一番違うのは、

税金をかける対象が全く違うということです。

 

法人税・所得税は、いつからいつまでの「期間の利益」に対して、

税金をかける仕組みとなっています。

 

しかし、相続税はお亡くなりになった「時点の財産」に対して、

税金をかける仕組みです。

 

根本的に全く違います。

 

よくこんがらがる一例が医療費です。

所得税の医療費控除は、その期間に支払をしたものが対象です。

相続税の債務控除は、亡くなった時点で未払いだったものが対象です。

 

株式の配当でいうと、

所得税の場合は、その期間にもらった配当が対象です。

相続税の場合は、亡くなった時点で確定はしているけどまだ振り込まれていない配当や、

過去にもらった配当で預貯金として蓄積されたものが対象となります。

 

根本的に、頭を切り替える必要があります。

 

ちょっと税金の理屈をかじって、少しだけ分かっている人のほうが、

逆にややこしいと感じるかもしれません。

 

ちょっと今回は抽象的で分かりにくいお話だったでしょうか。

分かる人には分かりますが、分からない人はとことんこんがらがるお話でした。

 

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