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法人化は得なのか?
というテーマがありますね。
このブログで今までも書いてきましたが、
法人化は「節税」にはなるけども、
社会保険の負担が増えるため「節約」にはならないことが多いです。
法人化をすると、
税金は減、社会保険は増、
差引するとあまり変わらない人が多いです。
(具体的な計算は別途必要ですが。)
では、あえて法人化のメリットを挙げましょう。
それは、
社会保険の負担増→将来の厚生年金受給額増
ということですね。(^-^)
厚生年金をたくさん負担すれば、
将来もらえる厚生年金は当然増える(はず)、
ということですね。(^-^)
単純な話です。
「年金財政は破綻している」
「年金をもらえる年齢がどんどん引き上げられる」
「厚生年金をもらうまで長生きできない」
など否定的な意見もあると思いますが、
ここはあえて無視しましょう。
厚生年金をたくさん負担すれば、
将来もらえる厚生年金は当然増える(はず)。
個人のままだと将来もらえる年金は国民年金です。
残念ながら国民年金は十分な額とはいえない、
とよく言われているところです。
法人にして厚生年金にすることは、
将来的なことを考えると、
あまり無視できるものではないかなと思います。
具体的にどれだけ金額が違ってくるかは、
年金事務所か社会保険労務士さんに聞いてみましょう。
その上で法人化の検討をするのことはいいことだと思います。