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お客様の立場になって考えることは重要です。
お金という対価をいただくということは、
お客様にお金を払う価値があると思っていただくことです。
お客様の立場になって考えるときに、
何を重視しないといけないか?
例えば、
「お客様はこう思っているだろう。」よりも、
「お客様はこう言っていた。」の方が確かな情報です。
前者は経営者から見た思い込み、
後者はお客様からの客観的な意見、
ということが多いです。
お客様が増えれば増えるほど、
「お客様はこう言っていた。」という情報が増えます。
その情報を活かすことで、お客様はさらに増えます。
では、お客様が少ない時期、
つまり開業当初の時期はどうでしょうか?
どうしても「お客様はこう思っているだろう。」
という考えに頼らざるをえません。
そんなときはどうするか?
「見込み客であろう知り合い」に
いろいろ話を聞くのがいいと思います。
情報の質としては、
お客様の意見>見込み客の意見>自分の思い込み
という式が成り立ちます。
実際にはお客様にはならないかもしれない見込み客の意見でも、
自分の思い込みよりは、
参考になる情報を引き出せる可能性は高まります。
自分の思い込みにこだわり続けることは危険です。
客観的な意見を自分からすすんで聞きに行きましょう。
大事なヒントは自分以外にあります。
人を見て、人の話を聞いて、
自らを直していきましょう。
商売のために必要なことは、
お客様を自分のいいように直していくことではなく、
自分をお客様のために直していくことです。
直す対象を見つめなおしましょう。